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【防犯カメラ専用機へ】iPhone5Sのバッテリーがパンパンに膨らんでいた!ので交換してみた

2022年1月24日

今時iPhone5Sですか?

はい✋まいたけお兄さんでーす✌

自分で"お兄さん"って言う人ほどオジサンという説。。

先日リビングの隅で、iPhone5Sが充電してありました。
iPhone5Sは、小学生の娘がSIM無しWi-Fi接続で、家族や従妹とLINEをする為の端末となっており、以前から

充電しても数分で電池切れになる

と訴えられていましたが、

完全に無視していました。
いやいや、大げさでしょっなんて思っていましたが・・・

様子がおかしい

ふと目に止まった時に、すごい違和感を感じましてね。

手に取って見てみると。

画面が割れるんじゃないか?

と言うくらい画面が湾曲してまして。。

本体と画面の間に隙間ができるくらい変形してましたよ。

でも全面が変形しているわけでも無く、正面から見て左側(音量ボタンがある方)だけなんですね。

反対側と比較してみると一目瞭然。

原因と今後どうするか?

最近のスマートフォンや、ノートパソコンに作られているバッテリーの主流は、リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、小型で大容量なので携帯端末には最適なんですが、破裂や発火の事故が多いのも事実。

詳しい事はそんなに知りませんが💦
とりあえず膨らんでしまっているバッテリーをそのまま使うのは危険

と言っても、iPhone13が出ているこのご時世に、iPhone5Sのバッテリーを交換してまで使うのか?

答えは

NO!

嫁さんがiPhone13に変えたので、それまで使っていたiPhone11が娘に渡りました。

だからiPhone5Sはもういらない。

iPhone5Sの本体容量は16GBしかないし、iOSの更新サポートもとっくに終了しているので、実用的にはもう無理でしょって端末です。

そこでまいたけは考えました。
防犯カメラのモニターとしてなら充分実用的に使えるんじゃないかと。

そう。まいたけ家の表側と裏側。あとは宅配ボックスを映す3台の防犯カメラが24時間稼働しています。
(防犯カメラ取付・レビュー関連記事はこちら

現在この防犯カメラは、スマホアプリで見れるようにしてあるので、見るためにはアプリを開かないといけません。

このiPhone5Sを直して、防犯カメラのモニター専用の端末にして、リビングの壁に設置してしまえば便利なんじゃないか?と。

いやいや、常時映しておく必要ないんじゃ?

確かに。。間違いございません。
でも宅配が来た時とかに便利だし。

まいたけ

基本宅配ボックス配達だし、信号機も設置してあるから家の中にいても配達の有無も分かるんじゃ?

作業開始!

まいたけ

これくらいしか使い道が思い当たらないないからね✋


それにしてもこのiPhone5S。大きさが良いですね。

今のスマートフォンは、大画面化でどんどん大きくなっていきます。
まいたけは先日、シャープののAQUOS Sense6に変えましたが、これが縦長すぎなんですよね。

iPhone5Sと並べるとこんなに違う。。

片手で楽に操作できるサイズが良いんですが。。

このAQUOS Sense6は今のラインナップでは小さい方の部類なのでこれにしましたが、それでもデカい。

小型でミドルスペックのandroid端末。もう需要ないんですかね?

バッテリーの準備

とりあえずバッテリーを買わない事には話は進みません。

純正バッテリーなんて高いし、今回の端末の用途的にそんなに高品質なモノは求めてはいません。
Amazonで互換バッテリーを探します。

工具も一式持っているので、バッテリー単体でいいので、LYDEYU の互換バッテリーにしました。

工具や固定用の両面テープが必要なら、Danact の一式揃ったセットが良いと思います。

画面を取り外す

iPhone5Sのバッテリー交換方法はYouTubeで動画で見た方が分かりやすいと思います。
どうしても写真だけじゃ伝えきれない・・・。

ねじを外す

まいたけは、突発的にいろいろな分解修理をする事があり、その際に特殊ねじを外さなければならない事態に遭遇します。

その突発的に何度も来るべきXデーに備えて、NESHEXSTの精密ドライバーセットを購入してあります。

これがあれば、ほとんどのモノの分解は可能なんじゃないかな?と思います。
今の所はこれで開けれなかった事はないので。精度も値段にしたら申し分ないですね。

それでは開けていきましょう。

外装側のねじはこの2本です。
この2本のねじ、★型0.8mmサイズでした。超小さい星型ですね。

ネジにしっかりと喰いつきました。2本外していきます。

外したネジ、無くさないように容器に入れるなり、磁石に付けておいたりしましょう。

ネジを外しただけで、メリメリと音を立てながら画面が浮き上がってきましたw

コレハヒドイ。

嵌合を外す

本来の外し方は、画面側に吸盤を貼り付けて、引っ張りながら嵌合を外しますが、今回は吸盤は不要。

ここまで浮き上がっていれば簡単です。
バッテリーに付属の工具や、精密ドライバーセットの工具を使って開けていきます。

ホームボタンの下部と、フロントカメラ下にフレキシブルケーブルが接続されているので、引っ張り過ぎたり、工具を入れすぎたりしないように注意しながら、ツメを外していきます。

嵌合が外れたら、ケーブルを外しますが、

敵の形はこんな感じになっています。画面はボディーにはまっているだけですね。

ホームボタンのコネクタを外すのに金属のカバーが邪魔ですね。

先の尖った物で"ピンっ"と外します。

あとは、コネクタもヘラ等で"ピンっ"と外せば、画面上部を支点に大きく開くことが可能になります。

そうすると、バッテリーとご対面となります。

もうお腹いっぱい と言わんばかりに

パンパンに膨らんでおりました。

ん?デジフォース??

バッテリー交換してある・・・


Amazonの購入履歴を調べたら、2016年に買ってました。。
完全に記憶から消えておりますが、交換してたんですね💦

画面を完全に切り離す

バッテリーは強力な両面テープで固定されています。

画面上部のスピーカーや、フロントカメラのケーブルが接続されたままの状態では作業出来ないので、完全に取り外します。

コネクタは金属のカバーの下にあるので、3つのネジを外します。

本体内部のネジは+ネジです。+00番の大きさでした。

金属のカバーを外し、コネクタ3つを外します。

外れました。

これで、画面は完全に分離する事ができます。片手を添える必要が無くなったので快適に作業ができます✌

バッテリー交換

一般的な製品の内蔵バッテリーの交換って、バッテリーに辿り着くまでが大変な事が多いです。
今回もここまでバラすのってそれなりに大変。

でもiPhoneのバッテリー交換で一番大変なのはここからなんですね。

5Sに限らずiPhoneのバッテリーは両面テープ固定です💧

とりあえず接続されているコネクタを外しますが、これも金属のカバーを外さないといけません。

先ほどと同じ+00番のドライバーで、ねじ2本外します。

外したら、このコネクタを上に外すだけです。

これでバッテリーは本体から電気的には外れましたね。

あとは最大の難関。両面テープを剥がし。。。

両面テープ剥がし

今までにまいたけは、iPhoneのバッテリーは何度か交換しています。
確か、4S・SE・5S・7 だったかな?

交換した端末の記憶は確かではありませんが、両面テープを綺麗に剥がせたことは一度もないという記憶は鮮明に覚えています。

毎回早い段階でブチって切れて、バッテリーを曲げながら無理矢理外していました。

どうせ廃棄するバッテリーだから曲げたって良いだろう!
って思ってましたがね。

でも、

リチウムイオン電池を変形させると危ない!

最悪発火します。

でも外れないんだからしょうがないじゃん。

なるべく変形させないように外すしかない。

失敗率100%のまいたけには、これしか言えません。

気を取り直してバッテリーの比較でもしておきましょう。

うん。厚さが全然違うね。

では、両面テープを剥がしていきます。

ピンセットでタブ?を引っ張り出して、

丁寧に少しずつ、ピンセットに巻き付けながら、なるべく水平方向に引っ張っていきます。

ゆっくり丁寧に巻きながら引っ張っていきますが~

ブチっ!


今回も瞬殺でした😢

やはり、まいたけにはこの作業は無理なんです。

ただ、両面テープは2本なんでね。もう一本あります。

今度こそは!

こちら側は以外と良い感じで、テープが剥がれていく感覚を指で感じながら、結構いい感じだったんですが、


ブチっ!!

なので、なるべくバッテリーを曲げないように注意しながらバッテリーを除去。

残った両面テープを見てみると・・・

1本目は本当に瞬殺でしたね。

2本目はもっと剥がせたと思ったんだけどなぁ。。
半分くらいしか剥がせていませんでした。

まぁ、今回購入したバッテリーは両面テープも付属していないので、この両面テープを再使用するので都合が良いと言えば良いので

ヨシ!!

もう一回新旧比較。

厚さ、倍くらいあるね!?

そりゃ画面も湾曲しますわ。。

バッテリーを装着・復元

新しい両面テープを使用する場合は、古いのを除去して、新しいのを貼り付けてから、バッテリーを置きます。
この時、バッテリーの接続端子が丁度いい位置になるように置くと、先の作業がスムーズです。

バッテリーの端子を指で押し込んで接続。

次に画面側のコネクタも3か所元通りに接続。

コネクタ位置を合わせて、指の腹で押すと、気持ちよくカクっと入る感じが伝わってきますよ。

あとは外した金属のカバーをビスで固定し、

ホームボタンの端子と、金属カバーも元通りに。

あとは、上部を基準にして、画面側と本体側を合わせてパチパチと嵌合させれば完成です。

隙間なし!

バシッと平面になりましたね。

変なiPhoneが普通のiPhoneになりました。

動作確認

電源ON!

画面が黄ばんでいますね。偏光フィルムの劣化なので、綺麗にしたければデジタイザ交換ですが、気にしませんよ。

まいたけはアップル製品は使った事が無いので、初めてApple IDを作成しました。

これで

ゴミ

となるはずのiPhone5Sが復活しましたね。
早速防犯カメラのモニターとして使いましょうか。

防犯カメラのモニターに

先述の通り、現在まいたけ家には防犯カメラが3台あり、すべてCamHiというアプリで操作します。

カメラは簡単に切り替えれます。基本は人の動きの多い"玄関カメラ"モードにしておいて、外の状態が見れるようにしておき、状況によって、宅配ボックスカメラや、裏庭用の物置カメラに簡単に切り替えれます。

まぁ、ここまで力説したけど、

必要ないけどね(笑)

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