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エアコンの取付方法を徹底解説@⑦室内機取り付け(右配管)

2021/11/17

今回は、室内機の取り付けを行っていきます。

このページでは右出し配管時の説明となります。
左出し配管と共通作業になる所まで解説します。

室内機を取り付けるためには②で紹介した据付板を先に固定する必要があるので、検索サイトからこのページに辿り着いた方は、そちらから御覧下さい。

右出し配管では、室内機外での配管接続になるので、室内機の設置は据付板に引っかけるだけなので楽です。
ただ右横の場合、配管接続部分が壁内になってしまう事があるため、そこらへんは注意が必要です。

カバーを外す

室内機を持ち上げた時に外れやすいパーツは先に外しておきます。

両端で軽く留まっているだけなので簡単に外れます。

これを付けたまま持ち上げて、途中で外れてしまうと室内機落下の危機です💦

壁内に通す配管類をまとめる

室内機から屋外に出す、補助配管・ドレン管・渡り線を綺麗にまとめます。

この時注意するのが、ドレン管が下側になるようにしましょう。
ドレン管は常に下り勾配になるように意識します。もし逆勾配になってしまうと、夏場室内機から水漏れしてしまう可能性があります。

あとはなるべく径が小さくなるようにまとめて、ビニールテープ等で固定します。

まいたけは、配管固定にはマイティテープ、化粧テープにはネオピタテープ 50mm×18m アイボリーを使用しています。

まとめた配管の根元から、ネオピタテープを巻いていきます。

ネオピタテープは、ロール状の表側が裏側になるように巻くと、ピタッと綺麗に巻けます。
半巻きくらい重ねながら巻いていきます。

最後はビニールテープで固定します。

これで室内機を壁に掛ける準備が整いました。

室内機を設置

あとは室内機を壁に付けた据付板に引っ掛けるだけですが、重い機種の場合、20kg弱を持ち上げながら脚立に上り、配管類を穴に入れながら引っかけるので、なかなか大変💦

室内機を据付板は赤枠の部分で引っかける構造です。

まずは渡り線を配管穴に入れておきます。

室内機の電源プラグのコードが、コンセントに挿した時に丁度いいくらいの位置に来るように、室内機の裏で調整しておくと良いです。(後からでも調整できますが)

写真では室内機から飛び出してしまっていますが、この後テープで固定してあります。
室内機を掛けた時にツメに引っかかったり、挟み込まれない位置にします。

あとは引っかけていきますが、動画で✋

配管や本体に押されて壁がガタガタ動いています。。。普通は動かないのでご安心を。

まず配管を差し込んで、あとは室内機上部を引っ掛けるだけです。

しっかりと取り付けられているかを確認しておきましょう。
落ちてきたら洒落にならないので。

配管穴付近も確認しておきます。
電源ケーブルが挟まっていないか。ドレン管が上り勾配になっていないか確認しておきましょう。

補助配管に銅管接続

室内機の取り付けが完了したので、屋外で銅管を接続していきます。

穴から真下に下ろすので補助配管を曲げますが、ここ結構重要なポイントです。

手荒に曲げると筒状の銅配管なので、潰れてしまいます。

細い方(2分)はそう簡単には潰れないけど、太い方(3分)は曲げ方によっては簡単に潰れてしまうので丁寧に曲げるようにしましょう。
チューブベンダーを使えば確実ですが、この程度の曲げで使うまでも無いでしょう。

曲げ方としては、細い方を内側・太い方を外側にして曲げると潰れにくいです。
これも動画を撮ってみました👇

曲げてる途中にズレていないか確認しながら、少しずつ曲げていきます。
曲げる支点の部分には手を添えて曲げます。壁の角とかで支えると潰れてしまうので。

曲げた補助配管に、銅管を接続します。
銅管はエアコン配管用被覆銅管 ペアコイル 2分3分 20m HPC-2320を使用します。

補助配管の接続部分は長さが違うので、長さの差を測っておきます。

今回の機種は60mm差がありますね。

なので銅管の長さを、細い方を60mm短くして、フレア加工をします。

まいたけmaytake

フレア加工の方法は、⑤フレア加工の記事で詳しく紹介しているのでそちらを参照して下さい。

フレア加工した銅管を補助配管と接続しますが、

①お互いのフレア部分を真っ直ぐ合わせて、密着させた状態で手で締まる所までナットを締めます。

トルクレンチを使用してカチッとなる所まで締め付けます。

写真じゃなかなか伝えにくいのでまたまた動画👇

締付トルクは3分は38N、2分は16Nです。3分はそれなりに力を入れないと規定トルクに達しませんが、2分は結構弱い力で規定トルクに達します。

このフレアナットは強く締め過ぎても、弱すぎてもガス漏れの恐れがあるので、必ずトルクレンチを使用するようにします。それなりに高いけど、ガス漏れを起こすともっと高くつきます・・・。

動画のように太い方(3分)を先に締めて、後で細い方(2分)を締めた方がやりやすいかと思います。
細い方も同じ要領で締めます。

これで室内機側の配管接続は完了です♪

めくってある断熱材を被せます。
屋外側なのでもし結露しても水漏れの心配はないので、そこまで気を使う必要はありません。

補助配管の断熱材と、銅管の断熱材と重ねてしまうと、そこの部分が膨れて、化粧テープを巻いた時に見栄えが悪くなるので、気になる方は、室外機と繋ぐ側の断熱材をカットして重ならない程度に短くしておくと、膨らみが抑えられます。

銅管が見えないように断熱材を被せて、ビニールテープを巻きます。

強く巻かずに、断熱材がふわっとした状態を維持しながら巻いていきます。

(あまりセンスの良い巻き方とは言えませんが)こんな感じで室内機側の銅管接続は完了です。

まだドレンホースの接続が残っていますが、工程的には左配管と同じ作業になるので、次の次の記事⑨へと続きます。



今回使用した工具・部材はこちら


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