トヨタホーム関連 バルコニー防水

実践!バルコニー防水シートの補強・補修!の巻

2019年10月28日

防水シートの膨らみは案2で補修を!

前回の記事で書いた、既存の膨らみの部分の補修案1~3がありました。

今回は案2を選択します。案2は膨らみの部分の2箇所に小さな穴を開け、そこにPOSシールを充填・ブチルコム・貼るだけ補修シートで補強します。

詳しい施工方法は以前の記事を参考にして下さい。

この記事は主に防水塗装前の洗浄、衝撃の状態!の補修がメインとなっています。

バルコニーの掃除から始めよう

今回は膨らみ部分の補強と、バルコニー全面に防水塗料を塗るので、防水シートを徹底的に掃除する事から始めます。

補強だけならその周りの掃除だけで大丈夫ですよ!

うちはバルコニーの面積が約39㎡あり、まず試しに約13㎡を施工しますよ~。

今回行う場所がこちら

補強するだけなら樹脂タイルだけ外せば良いけど、全面防水塗装をするのでエアコンの室外機が邪魔になりますね・・・。

室外機の部分の樹脂タイルは残して塗る方法もありますが。。。

まず一番手前側の室外機。これは配管化粧カバーの表側のカバーを外して、配管を斜めにして90度向きを変えてやれば外さずに出来そうです。

室外機を移動させる時は、接続部分や配管にストレスを与えないようにしましょう。

変な力をかけてしまうと、配管が潰れたりガス漏れを起こしたりするので注意しましょう!

あとの2台は、ポンプダウンして室外機にガスを回収し取り外しました。

エアコンの取り外し方の記事はこちら↓

折角なので樹脂タイルもキレイに掃除しちゃいましょう!

数年前にジャパネットたかたで買った高圧洗浄機!

一家に一台あると便利なんだけど、結構なうるさいので静かな住宅街で使うのには少し躊躇しちゃいます。

今はアイリスオーヤマから、高圧洗浄機 SBT-512Nが発売されていて、静音で水タンク式なので手軽に使えるので欲しいけど、ケルヒャーがまだまだ現役なので、なかなか許可が下りないですね・・・。

さぁ、みなさん。今日はこの樹脂タイルを掃除しますよ!

エアコンの室外機があった場所は結構汚れていますね~。普段掃除できない場所なのでしょうがないですよねぇ。

見てみてみて!あっという間に汚れが落ちますよぉ。

どうですか?きれいでしょ~?

今なら金利・手数ry・・・。

何だか綺麗になるのがうれしくて関係ない所まで掃除しちゃいますね。

はい。ちょっとズレましたが色々キレイになりました。

防水シートに補修シートを貼ると3mm程出っ張ってしまうので、その部分のジョイントをカットする予定なので、その部分をマーキングしておきます。

マスキングテープを貼ろうと思ったけど、樹脂タイルを移動させたりしているうちに剥がれそうなので、ペンで書くことに。。

ただ樹脂タイルが濡れているので、ドライヤーで乾かしてからマーキングしました。

今回は8ヶ所の補強を行うので、全部マーキングしておきました。

そしてやっと樹脂タイル剥がしていきます。

塗装後に引きずらずに戻せる大きさで分けて外していきます。

裏側も結構な汚れなので高圧洗浄機で掃除。

樹脂タイルの下の掃除は半年前に行ったので結構綺麗な状態だけど、エアコンの室外機があった下はやってないので汚いですね。

大きなゴミ(主に木の葉)はほうきとちりとりで取ってから高圧洗浄機で掃除をします。

防水シートに負担がかからないように、少し離してやった方がいいですね。

はい。気持ちよく表面の汚れは落ちましたね。高圧洗浄機便利です。

あとはデッキブラシを使って仕上げをして、防水シートの細かい状態のチェックをしていきます。

衝撃!雨漏り寸前の状態が!

築10年、数回樹脂タイルを剥がして掃除していますが、細かいチェックをしたのは今回が初めて。

すると、こんな傷とか、

傷の深さはそんなに深くないけど、なが~く引きずった跡。

そして極めつけはこれ。

もう漏水しててもおかしくない状態の破れ。かなり強く物がぶつかったような打痕があり凹んでいました・・・。

そしてこれらの傷の部分には、錆も付いています。そうなると金属が付けた傷の可能性が高いですね。

そして何となく心当たりというか、当時の不安が頭をよぎり過去の写真を探してみたらありました!

建築中の写真です。

防水シートの上に養生して、足場が設置されていますね。

足場があることによって傷が付いたのではなく、設置・撤去の時にぶつけたり、引きずったりしたんじゃないかと思います。

足場の設置・解体ってかなりスピーディーですごいなと思って見てたけど、結構扱いは雑な感じだったので・・・。

まぁ、よっぽど注意してないと普通にぶつけると思います。

まぁ、今さら何を言ってもしょうがないし、雨漏りしていないのが奇跡だと思って、ここの補修をしていきますが、掃除を完結させたいので、応急処置としてエアコンパテで盛って塞いでおきました。

デッキブラシの届かない所や、細かい所は小さいブラシで掃除。

掃除完了!樹脂タイルの跡はもう落ちない汚れになってしまってますね。

膨らみの補強・傷の補修

バルコニー全体を補修するための部材、 セノハウス用材 かんたん水もれ防止 貼るだけ補修シート 大量購入しておきました。

膨らみの部分は前回の記事の通り、小さい穴2箇所からPOSシールを充填します。

そしてまた衝撃の事実が!

同じ作業を繰り返していたら・・・

矢印の部分からPOSシール出てきてますよね!?

これ、穴開けた場所じゃないんです。左の穴から充填していたらピューっと出てきました。すでに穴が空いていたんですね・・・。

やっぱりこの膨らみは補修しないと危険ですね・・・。

さて、掃除中に見つけた傷もしっかりと補修していきます。

ここでもPOSシール と貼るだけ補修シートを使って補修していきます。

先ほどの1枚目の傷と2枚目の細長い傷は、深さがそんなにないので、POSシール塗って塞いでおきました。

問題の漏水寸前の傷・・・。これで水漏れしてないのが不思議なくらいの傷。

ここはPOSシールを入れて、

打痕で凹んでいるので、 ブチルゴム で平坦にしつつ防水性をアップさせ、

貼るだけ補修シートを貼り付け、気持ち程度に周りをPOSシールでコーキングして完全防水処理完了!

ここまですれば絶対に漏水する事はないでしょう!

そして目を凝らして入念に防水シートの状態を確認したら、まだありました。憎き傷!

両方とも防水シートの厚さの半分程度の深さなので、 貼るだけ補修シート を使用し防水処理をしました。

これで、今回行う約13㎡の補強・補修・清掃は完了しました。

やっとですね。

いろいろとハプニングがあり、時間も記事も長くなってしまいました。

次は、防水シートに アサヒペン 水性屋上防水遮熱塗料を塗って完全防水を行います!

 

使用した器具や材料はこちら

今回使用した器具や材料のリンクを貼っておきますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

変成シリコン POSシール

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